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歯磨きだけで本当に大丈夫?歯周病予防

2023年02月27日

 

こんにちは!横浜市南区井土ヶ谷駅の駅前にある、「お口の健康」を通して「全身の健康」を維持することにこだわる歯科医院、アス横浜歯科クリニック歯科衛生士の小熊です。今回は、歯の健康を守るためのメンテナンスと予防の大切さについてお話していきたいと思います。


【歯周病とはどんな病気?】
歯周病とは細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患で歯の周りの歯茎(歯肉)や、歯を支える骨などが溶けてしまう病気です。
歯と歯肉の境目(歯肉溝)の清掃が行き届かないでいると、そこに多くの細菌が停滞して歯肉が炎症を起こして赤くなったり腫れたりします。これは、痛みなどの“自覚症状”がほとんどありません。さらに進行していくと膿が出る、歯が動揺するなどの症状が現れ、最後には歯が抜け落ちてしまいます。

【歯周病予防について】
歯周病予防の基本は歯垢・歯石が付かないようにする事です。それには毎日の正しい歯磨き(セルフケア)と、定期的な歯石除去(プロフェッショナルケア)が必要です。

★プラーク・バイオフィルム
歯周病を起こす原因はプラーク(歯垢)です。プラークの正体は細菌の集合体で、細菌は時間の経過とともにバイオフィルムという菌の膜を作っていきます。バイオフィルムは水などでは簡単には落とせないという特徴があるので菌を巻き込んでさらに強固な塊となっていきます。強固なバイオフィルムは一般的なブラッシングでも取り除けない為、歯医者で専用器具を使用し除去してもらうしかありません。

★歯石
歯石とは取り残したプラークが固まって(石灰化)歯の表面にこびりついたものです。ざらざらしているのでバイオフィルムが形成、停滞しやすくなり虫歯や歯周病のリスクを高めます。歯石は自分で除去する事が出来ないでの定期的に歯医者で除去してもらう必要があります。また、再付着を予防する為に歯の表面をつるつるにする PMTC(プロフェッショナルケア)も有効です。


【歯周病の治療と種類】
残念ながら歯周病になってしまった場合は、次の様な治療を行います。
★歯磨き指導(セルフケアチェック)
歯磨きは歯周病治療の基本です。歯磨きをしない人はいないと思いますが、正しく磨ける人は意外に少ないものです。汚れに対してブラシが当たらなければプラークは取れません。ご自身に合った清掃用具や、使用方法、磨き残しの確認などを行います。


★歯石除去
歯科医師や歯科衛生士が歯に付着したプラークや歯石を取り除くことを“スケーリング”
といいます。スケーリングでは手用のハンドスケーラーや超音波スケーラーと呼ばれる専
用の器具を用いて歯石を除去していきます。それぞれ用途や部位によって使い分けられます。歯茎の中に歯石が付着している場合は必要に応じて汚染された歯根面を滑沢にする“ルートプレーニング”と呼ばれる処置をしていきます。


★歯周外科(フラップ手術)
スケーリングやルートプレーニング、プラークコントロールなどの基本治療を行った後、
歯肉の状態などを確認します。歯肉の改善が見られない場合は“フラップ手術(歯肉剥離掻
爬手術)”という外科処置が行われる事もあります

★THP(トータルヘルスプログラム)
THP とは歯周病のオーダーメイドプログラムです。歯周病やむし歯の原因の“菌”に着目、
根本からの改善を目的とし、患者さん一人一人に合わせて内容を決定します。治療だけでなく再発予防を目指し、お口の健康を通して全身の健康、さらには健康寿命を延ばすことを目的とする治療法です。

★その他
・詰め物、かぶせ物のやり替え
修復物の適合が悪いと細菌が溜まり炎症が起きやすくなるのでやり替えをする場合があります。
・咬合調整(かみ合わせ調整)
かみ合わせが悪いと、咬合性外傷となる事があり、この状態が長期的に存在すると歯周病が急速に進行してしまう可能性考えられます。

終わりに歯科衛生士として何より伝えたいのは「何歳になっても自分の歯で食事が出来る」ことの素晴らしさです。もしかしたら「年を取れば誰でも自然に歯が抜けてしまうのは仕方ない」というお考えの方もいるかもしれません。しかし事実は違います。若い頃から歯科医院で定期的にメンテナンスを受けていれば多くの歯を残すことが可能となるのです。歯を失う事の辛さは実際に失った方でないと分かりませんが、事実“生活の質”は落ちてしまいます。快適な生活を送る為にも“痛くなる前に”歯の健康の重要性を理解し、歯間ブラシなどを含む日々の正しいケア(セルフケア)と定期的なメンテナンス(プロフェッショナルケア)を生活習慣の 1 つに組み込むことを強くお勧めします。
当院ではお口や歯の状態を改善させ良くなった状態を生涯維持、再発させないプログラム
があります。むし歯や歯周病の治療をしても再発してしまい、何度も歯科医院に通われている方、何かお困りの事等ある方はいつでもご相談ください。


参考文献
e-ヘルスネット(厚生労働省)|歯周病と予防
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-03-006.html

歯とお口のことなら何でもわかるテーマパーク 8020|歯周病の原因
https://www.jda.or.jp/park/trouble/index.html#1


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意外と知らない自費診療と保険診療のちがいとは??

2023年02月1日

こんにちは!横浜市南区井土ヶ谷駅の駅前にある、「痛くない」治療にこだわる歯科医院アス横浜歯科クリニック歯科医師の吉田です。今回は、歯の治療をした時、ご自身で納得して治療を受けて頂くために、「保険と自費の違い」について例を挙げてお話していきたいと思います。

歯科治療には健康保険が適応となる「保険診療」と健康保険が適応にならない「自費診療」の二種類存在します。


保険診療は、国が定める制度であり、一定水準の治療を 3 割以内の費用で受けることができ、全ての患者さんがどの医療機関であっても同じ診療を同じ金額で受けることができる制度です。しかし、「最低限の機能回復」を目的としていることから、使用する材料、医療機器等に制限があるなど、様々なルールが存在します。
一方自費診療では、「診療内容」、「使用する材料」、「使用する器材」に制限がなく、患者さんに最も寄り添った診療が行うことができ、より患者さんの満足度の高い治療を行うことができます。
具体的には、保険治療の材料だと耐久年数に大きな差が生まれてきます。
耐久性の差は、各材料の「使用するセメントの性能の差」「歯科医院や歯科技工所で制作される材料、方法、および精度の差」が主に関与してきます。

<詰め物の観点から寿命を比較>
保険診療のプラスチックの詰め物の 10 年生存率約 60〜83%
保険診療の金属の詰め物の 10 年生存率 67〜84.7%
自費診療のセラミックの詰め物の 10 年生存率約 91%
自費診療のゴールドの詰め物の 10 年生存率 96%
このように自費診療は保険診療に比べて再治療が必要となるケースが少なくなります。


<詰め物の観点から二次う蝕(虫歯の再発)率の比較>
保険診療のプラスチックの詰め物 約 78.2%
保険診療の金属の詰め物 約 72.4%
自費診療のセラミックの詰め物 約 15%
自費診療のゴールドの詰め物 約 40%
二次う蝕(虫歯の再発)になると、歯をその都度削る必要がある為、歯を失っていく可能性が高いと言えます。
材料、方法の差は、歯科医師や歯科技工士の技術の差とはまた別であり、使用器材、材料に制限があると精度を十分に高めることができない状況もあります。
そのため、治療精度を高めるには、一般的に自費診療の方が有利と言えます。
保険適用外(自費治療)の素材は、保険適用の素材と比べ「審美性」「体への優しさ」「機能性」「耐久性」「精度」などにおいて様々なメリットがあります。当院では患者さんのお口の状態、お好みなどをお伺いし、もっとも適切な素材をご提案しております。少しでもご興味を感じた方はどんな事でも構いませんので、お気軽にお問い合わせください!


参考文献
・コンポジットレジンならびに鋳造修復の生存率 久保至誠,相田潤,竹原順次,森田学
口腔衛生学会誌,2008;58:16-24
・シカシル 保険と自費(保険外)の詰め物は、何が違うのか?
https://shikashiru.com/post/48.html

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初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。
どんな事でも構いませんので、私達にお話ししていただけたらと思います。
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